今日は先日のコルセットからに引き続き腰痛です。

腰痛を起こす好発部位は腰椎の4番目と5番目の骨の間、次いで3番目と4番目、その次に5番目と骨盤の仙骨の間が多い部位となります。骨盤自体の可動制はあまり出ない為、生活動作の中で前後方向、左右方向、捻転方向の動きが腰椎で行われることになります。良く動く=よく傷めるにつながる事になり、日常生活でもよく使用する部分は故障するのと同じです。また腰は骨盤を中心として日常は上半身の重さ、下半身の衝撃を受け止める重要な部位でもあります。(頸部も同じことが言えますが頸部の事はまたの機会に書きます。)

 

その複雑な動きや歩いたり、走ったりする衝撃から身体を守る役割も担っています。そして年齢と伴に筋力も弱ったり、体重が増加したりすることで腰への負担も大きくなります。だから腰痛は出現しやすい部位にあげられます。

良く例えで「筋肉はゴムと同じなんですよ」と私は説明します。ゴムは新しい時は伸びたり縮んだりスムーズに出来るのですが、月日が過ぎるとともに劣化してきて伸び縮みにスムーズさは無くなり、またひび割れが見えたり、余り引っ張り過ぎると切れてしまいます。でもその時にゴムの劣化を防ぐために、油を塗ったり、雨風や陽射しを防いだりする事により長持ちします。

人間の筋肉もまさしく年齢と伴にその様な状態になり、筋肉の弾力がなくなり身体は硬くなっていきます。でもその身体をメンテナンスする事で長持ちする様に使ってあげなければなりません。それは誰がするのと言ったら皆さんです。私たちは来ていただいた皆さんの身体をメンテナンスして治療していきます。

硬くなった筋肉をほぐしてあげる事でスムーズな動きが出たり、バランスが悪くて引っ張られる関節を戻してあげたりすることで痛みの軽減も望む事が出来ます。

 

お気軽に身体のご相談をしに来て下さい。

 

スッキリ