今日は「ギックリ腰」について書きますね。なった原因は顔を洗うためにかがんだ瞬間…、物を取ろうと…、持ち上げようと身体を起こした瞬間…、くしゃみ、咳をした瞬間…など日常生活のごく当たり前の動きの中で動いた時に腰に「ピリッ」と来た時にはなってしまいます。発症してしまえば今まで当たり前の様に行っていた動きに激痛が走り動くたびに悲鳴が出そうになります。私事ですがここ数十年はなりませんがそれ以前は年に1~2回はなっていました。

 

①さてなぜなるのでしょうか?

②なる人とならない人がいるのはなぜ?

など様々な疑問があると思いますが経験上でお答えすると、なぜなるのか?

①は疲れ、疲労の蓄積です。なってしまった人との会話の中で「そういえば最近腰に鈍痛が…」「最近忙しくしていたなぁ…」「ここ最近違う作業内容に変わった…」などを思い返すとそれなりのサインを身体から出していた事を見逃しているのです。その時に早めの治療(メンテナンス)をしていればまた違った様になっていたと考えられ回復力の低下が知らず知らずに腰周囲に疲労の蓄積につながったと考えられます。

②は筋肉の質と既往歴です。筋肉的には硬めの方、もしくは疲労で硬くなった状態になっているパターンです。それと過去に何度かその部分に「ギックリ腰」になっていて腰の筋線維の傷が軽微の残っている方は再度発生する傾向にあります。その様な方は痛みが少し軽減すると治療をやめてしまう傾向にあり筋線維の修復が不完全な状態であったと考えられます。また仕事などでかがむ姿勢や立ち仕事の方もなりやすい傾向にあります。

 

発症してしまえば早めの治療をお勧めいたします。また再発防止の運動、ストレッチ、姿勢などのアドバイスも致します。腰痛

腰のメンテナンス、治療はお気軽に当院にご相談下さい。