人間の身体は正中を中心として付いてる足や腕などは左右対称ですが、細かな部位は決してそうではない場合があります。

利き腕や軸足の方には筋肉も付きやすい反面負担もかかりやすい場合もあります。

 

痛みのある部位はどうしても動かさない様にしようとする防御反応が出るため筋肉の拘縮が見られたり、逆に痛みのある部分をかばう為にその他に代償運動が出る事により患部と逆の方に痛みやバランスが崩れる場合もあります。

だから痛みのある部位=悪い部位とはなりません。身体の『歪み』を見る場合は痛みで筋肉が萎縮しているのか?かばう事によって筋肉の硬さが出ているのかを見極める必要があります。

 

よく患者さんに『右利きが多いので傷める場合も右が多いのですか?』と聞かれる場合がありますが、全く関係ありません。30年の経験から言いますがほとんど50対50ぐらいでは?と思います。

例えば、右の足に痛みがある → 負担がかからない様に自然に左の骨盤へ体重移動が起こります → 今度は移動した体重で左に行き過ぎない様に背中は右側へ → 今度は右に歪んだ背中はではバランスが取れないため → 首は左気味で頭を起こそうとします。

こうして自然に前後方向から見るとくねった弯曲が出来上がり、これに動きがいい関節では「捻じれ」の方向の歪みも出てしまいます。

*下記の図は逆のパターンです。

 

少し難しかった?かもしれませんが、これはほんの一例にすぎません。

関節によっては動きやすい方向や、また内臓の弱さ、遺伝的なことまで加味する場合も多々あります。

 

なかなか取れない痛みやスッキリしない体調など一度お身体のチェックに来ませんか?

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