今日は顎関節症について書きます。

 

整骨院や鍼灸院で顎関節症?と思う方もいると思います。確かに直接「あごの調子が悪くて…」「顎関節症の治療を…」と来院される方はありません。大半は頸部痛や肩コリなどを訴え来院されますが、問診、検査などを進めていくうちに顎関節症に悩んでいる方がかなりの確率で多いです。

特に片側のみのコリ感、頭痛、などの不具合を訴える方に多く見られます。あご自体の痛みが無ければ患者さんも強い不具合として訴えてきませんが、「痛み」「開口障害」などがある場合はお困りの様です。

 

当院で顎関節治療も可能で良い結果が得られているのですが前提として、

  • 虫歯の治療
  • 歯肉炎を含んだ口腔粘膜疾患
  • 耳の疾患
  • 目の疾患(矯正視力)
  • 片一方ばかりで噛むことのない食事が無いかどうか(後日調べる)

などが必要となります。簡単に言うと「顔に付いてる器官が悪い場合その部分もしっかり治療してください」となり、当院で治療しても効果的でなくなります。

 

そのうえで異常なし、もしくは同時治療の方を診させてもらうと、

  • 咀嚼筋の緊張
  • 頸部の筋緊張
  • 頸椎のアライメント異常

などが見られる場合があり、その部分の治療で快方へ向かわれる方がいます。

治療された方は結構喜んでくれます。

お気軽に身体の不具合をご相談下さい。

虫眼鏡医師