肩こりの原因は心因性、筋肉性、反射性などがあげられます。
①心因性:ストレスは首、肩に溜まる傾向がある様です。それは物事を考える中枢が頭にあるからだとおもいます。目に見えないストレスは人間持っている生理作用や治癒力、気力、体力などを奪う大きな要因となります。当院でも肩の筋肉のコリはあまり強くないが、首や肩周囲の重たいコリ感や痛みを訴える方がいます。その様な場合は、「気の流れ」「血の流れ」など身体を整える事が重要になります。
②筋肉性:首、肩周囲の筋肉の緊張が強まり神経、血流の流れが悪くなり炎症物質も沈着しやすい状態になっています。原因は様々で、姿勢、ゆがみ、運動不足、疲労など上げると切りがありません。硬くなり過ぎた筋肉はなかなか自然にほぐれようとしてくれないのでほぐれるきっかけを施術者にお願いする事も良いでしょう。「コリ症」は慢性に繰り返す方も多くみられますが、その場合には適度な運動と治療などを上手く自分の身体に取り入れる必要があります。
③反射性:顔に付いている器官(目、鼻、歯、耳)などが悪くても首や肩に及ぼす影響が大きくあります。また内臓などの悪さにより方への反射痛を起こしている場合もありますので鑑別出来る診察が重要になります。当院でも年に数人はその様な方がいますので、専門医の受診をお勧めします。
肩こりは「万病のもと」とも言いったり、「風邪、肩ぐう(肩こりに使うツボ)から入る」と言ったり免疫力の低下した疲れた体は病気になりがちです。
身体のメンテナンスをして健康な身体作りを心がけましょう。お気軽にご相談下さい。